Mirror as an architecture

建築物と物との境にとても興味がある。
例えば床に敷かれたタイルは建築物の一部だがその上に敷かれたラグは物になる。ではタイルの要素をラグに取り込んだ物は建築物になるのか物になるのかと言う思いからラグを1cm床に沈めてタイルと同化させて元に戻す事で建築と物の境の作品 ”tile cowpet” を製作した。
建築と物の境にあるものはいくつかあるが、鏡は鏡台や姿見のような家具だけでなく壁に貼られると建築物の一部になる家具と建築の境界線にある物です。
今ある鏡の目的は人に対して使われることを想定しているので、人のためでなく建築に寄せて鏡を考えることで建築と物の境にある鏡を創ろうと考えました。
鏡の特性として光の反射があります。反射された光とそれによってできた影が壁、天井、柱や窓にあたることによってできる直線、曲線、平行線、垂直に交わる線が元にある建物の線と混ざりあい新たな形状を作成している。
この光や影で出来た線を建築から引っ張りだし形にし、置いてある鏡”見えるもの”から反射線でできる”見えないもの”を鏡に戻すことで具象化しました。